スーパークール

元旦をもってめでたく天○一品歌舞伎町店を円満退社した。
実にハードな日々だった。
マクドでよく仮眠したが、テーブルに突っ伏して寝てると
高校の授業の睡眠用コマを思い出した。
『宗教』とか『保健』とか『音楽』とか。
よだれが垂れて困る。

これでバイトはメインの店ひとつに絞られた。
そこは朝の８時に店が終わり早ければ９時には家に帰れる。
こいつはなかなか素晴らしいなと思う。
当初は８時はいくら何でも朝すぎると思い
出勤客に逆らって帰るのは疲れた。

しかし慣れてみると毎日帰ってから真新しい１日がもらえるような
得した気分になる。
昼間だから音楽だってスピーカーで鳴らせる。
メトロノーム消しのリズム練習だってできる。
アコギを長時間弾けないのがアパートの難点だが
仕方ない。
とりあえず深夜の自由時間に比べると断然たくさんのことができる。

もし夕方から終電までのバイトをしていたら
帰ってからできることはかなり限られていただろう。
事実、かつてはひたすら酒を飲み、かつてはひたすらヘッドホンして練習してた。
だいたい夜は暗いからよくない。
気分まで暗くなる。
夜中に素面でいるのは危険だと思うくらいだ。

昼の３時が就寝時刻である。
だいたい毎日飲んでる。
最近は焼酎の湯割りを２、３杯。
健康的としか言いようがない。
寝る前にレコードが聴ける！
ちゃんとベースまで聴こえる音量で聴ける。
外は明るく、したがって部屋も明るい、じゃあおれも明るい。
いいことづくめだ。

ちょっと飲んで帰りたいなって時は再び新宿駅ベルクに寄る。
閉店間際に出勤前のエスプレッソを飲み
モーニングの時間に生ビールを立ち飲みする。
スーパークールだ。