名古屋ライブ リヨン移転 新潟休業

名古屋でライブ。
噂では気温３３度の真夏日。
会場に一番乗りしたらまだ開いてなかった。
暑さのせいか街路樹が妙に白っぽく見えた。
カサカサのパセリみたいだ。
木陰のベンチで待つ。
スプライトを買って飲んだ。
久しぶりだ。

到着したPAさんはアイスの食べすぎで腹をくだしたという。
こうも暑いと天気の話も弾む。
喫茶店『コーヒー新潟』の情報を得る。

高架下を駅に向かって歩いているとドラムの杉田ブルグに会う。
私服は黒しか持ってないという杉田ブルグ。
今日も当然黒づくめ。
「暑い」の一言を交わしてすれ違う。

名古屋は喫茶店ファンには楽しい。
アンチカフェ＆スーパー銭湯。
喫茶店と銭湯を推進するわたしにはありがたい。
昨年来た時には『郭湯』という銭湯へ行ったのだが休みであった。
今回は『新潟』という喫茶店を密かに楽しみにしてきた。
そして日曜定休であった。
また来る楽しみができた、と思えばそれもよし。

こないだのレコ発ライブから何か変わった気がしている。
ギアが一段上がった、次のステップ、よしいくぞ
そんな感じ。
徐々に上がっていくこともあれば
ポンッと上がる類のこともある。
たぶん気持ちの問題なのだろう。
こんなに簡単にいくなんて。
今までおれは何をしてたのだ。
そしてまた浮上する課題は尽きないが
いいライブができてる。
その日その日のライブができて気持ちいい。

今日のライブもとてもよかった。
真夏日の名古屋、７月１３日のライブだった。
もう同じことはできないし
やりたくもない。
次はきっともっといい。

またすぐに１７日に梅田レインドッグスで
１８日に西院ウーララでライブがある。
どんなものになるか分からないが
外す気がしない。
綾南戦のミッチーのように。

久しぶりに観たエイリアンズのライブは最高だったが
バスの時間が迫っていたので途中で会場を出た。
駅のホームはがらんとしていて京都の太秦駅を思いだした。
東京に帰る。
またあのゴミゴミでテカテカの街でがんばります。

メロンソーダとチリドッグ

何だかんだで音楽とは素晴らしいと
当たり前のことをまた性懲りもなく思うのです。
どこかの国の誰かの歌が
武蔵野のゴミのようなわたしにまで
届いてますよ。
メロンソーダで満たされたように
わたしの心はしゅわしゅわです。
そいつがあれば生きていける、いけそう、でしょう？

友達になってくれないか？

中途半端な夜中に仕事が終わるので
従業員用の仮眠室で本を読んだりしている。
仮眠室とは要するにホテル内カプセルホテルで
地下であることもあり潜水艦の中にいるようで快適だ。

Ｊ.Ｄ.バラードの短編集を読む。
状況にシンクロして素晴らしくはまる。

夜明けになるとそこここで目覚ましが鳴る。
４時４５分、なかなかの大音量で蝶野正洋のテーマ曲がなった。
脳内で繰り広げられていたＳＦの地下都市に
七色の照明が周回し蝶野コールが聞こえた。
３分後、武藤敬司のテーマ曲が流れた。
月面水爆という文字が脳裏に浮かび、もはや小説はその意味を超えた。
そしてまた３分後、
この曲は誰だ？小島か？天山か？
気になって夜も眠れない。