ギャラクシーカリー

カレーが食べたいと思ったが米がなく
そして金もなく
じゃがいもがあったのでカレー粉炒めオムレツのせにして食べた。
一皿に全部のせたらアジアンの気分がして吉。

バウンスから始まったリンクの旅で
Ｌｉｇｈｔｓｐｅｅｄ Ｃｈａｍｐｉｏｎを知る。
素晴らしすぎる名前とズラなのかジミヘンなのか分からない髪型と
やたらに内向きでリアルな歌詞とＰＶ。
好きになってしまったのでアマゾンでシングルを購入。
届くのが楽しみ。
久しぶりのこの感じ。

おゆるり調布巡り

第２深草荘で寝食を共にしたアキミチが泊まりにくる。

吉祥寺のホルモン焼き屋「わ」にて祝宴。
彼はコミックビームに漫画の持ち込みに行き
画力は下の下だと告げられたらしい。
玉と砕けて何かが育つ。
これがめでたくなくて何であろう。

打ちっぱなしコンクリート壁の店内には漫画家のサインが溢れ
カイジの福本先生のサインを発見しざわざわする。
先日後輩より仕入れたネタ
先生は黒沢を御執筆の際、感極まってペンを入れながら泣かれていたらしい
を得意気に披露する。
後に店主より先生その人が店内にいらっしゃったと聞き
再びざわざわする。

吉祥寺の「わ」はうまいし安いし感じいいしでお勧めする。
夜中３時まで開いてるのもよい。
センマイ刺がうまかった。

翌日、突発的に調布を探索することにする。
なぜ調布か？
それはそこで桜玉吉先生が漫画を書かれたからだ。

かつてわたしに『防衛漫玉日記』を勧めたのがアキミチだった。
そこから順調に先生の著作を買い集め
今では防衛１巻初版限定ステッカーを所持している。

三鷹駅よりバスに乗って調布を目指す。
神代植物園でサボテン展がやっていたのだが目もくれず。
道中にドン・キホーテを発見し騒ぐ。
これは先生が愛娘に買い与えた防犯ブザーを間違えて作動させたがしかし
止めるためのピンを破壊してしまいまずいまずいと困惑し
警察の尋問を経てやってきたドン・キホーテではなかったか、と。
ここまでをあうんの呼吸で感動を共有する。
ビバオタク。

調布駅に降り立つとまず本屋に入りコミックビームを購入。
ここで玉吉先生もビームの売れ行きをチェックされたのだろうか。
（後編に続く）

眠る力

レシポンで磔磔に出演する。
個人的に磔磔は初めてなので感慨深い。
楽屋にもたくさんの著名アーチストの看板があった。
ミーターズ、シャーリーブラウン、
ステージ横にはロスロボスが。

ライブ前、メンバーに禁煙の素晴らしさを説く北山太一朗。
ライブ後、ハイライトを吸っていた！

ライブ後は漫画喫茶で活力とケータイをチャージして帰るのが
定番なのだが
昨夜は軽く飲みに行った。

僕は軽く飲むなら帰りのバスに乗るまでちびちび飲み続ける
のが定番なのだが
アルコール依存症によるバンド解散をやたらに心配する長州君を見て
ほんとに軽くにしておいた。
自分が女だったらメンバーの誰と付き合うか？などという
果てしなくどうでもよくデンジャラスな議題を
「自分」という現物安稗切りで終了させる。

ラーメン屋が閉まっていたので味味香でカレーうどんを食う。
そう言えばかなり前からカレーうどんを食べたかったのだ。
にわかカレーうどん党になる。
カレーうどんと冷やし中華をジャパニーズミクスチャーの雛型として
崇めていく気持ちを新たにする。
揚げ竹輪をトッピングで追加すると旨いので吉。

夜も更け、これからマクドで寝て始発の鈍行で東京に帰る
という長州君にハードコア精神を喚起された僕はとりあえず散歩した。
しばしばこうして行くあてなく歩いている。
無意味に三条と四条を往復し、とりあえず夏が近づいていることを知る。
軽装の婦女子が喧騒の夜を闊歩する金曜日は河原町通り。
特に何もなかった。

マクドに行ったら確かに彼は寝ていた。

午前９時、財布に家賃の４万円と７円を残してバスに乗る。
真夏日になりそうな陽気の中で飲む第３のビールはやたらうまく
やってらんないヨナ、とわたしは冷やし中華を想った。
おやすみなさい。