words by Makoto Usoda
それは青すぎだろ、と突っ込みたくなるような空をたまに見る。
始まる前の映画のスクリーンみたいに
何もなくて、距離感がなく、
まったくなぁ、とわたしは白けた気分になる。
そうゆう時は植え込みのツツジをいっしょに思い出す。
ツツジっていつの間にか咲いてる。
桜みたいに待たれも惜しまれもせず
排気ガス対策という理由で道路添いに植えられているらしい。
小学生のころにマンションのエントランスにツツジが植わってた。
花の中心のとこをちぎって吸うと甘いのだと、
誰かとやった気がするが、顔は思い出せない。
そのうち、そう、あれは初恋の子であった、
などと記憶は改ざんされるかもしれん。
パセリみたいな街路樹と
ホステスのドレスみたいなツツジの花と
青空と
春の眠気に埋もれていくわたし。
みたいな曲が書きたいんだが歌詞に何ヶ月もかかってるのはなぜ!?
始まる前の映画のスクリーンみたいに
何もなくて、距離感がなく、
まったくなぁ、とわたしは白けた気分になる。
そうゆう時は植え込みのツツジをいっしょに思い出す。
ツツジっていつの間にか咲いてる。
桜みたいに待たれも惜しまれもせず
排気ガス対策という理由で道路添いに植えられているらしい。
小学生のころにマンションのエントランスにツツジが植わってた。
花の中心のとこをちぎって吸うと甘いのだと、
誰かとやった気がするが、顔は思い出せない。
そのうち、そう、あれは初恋の子であった、
などと記憶は改ざんされるかもしれん。
パセリみたいな街路樹と
ホステスのドレスみたいなツツジの花と
青空と
春の眠気に埋もれていくわたし。
みたいな曲が書きたいんだが歌詞に何ヶ月もかかってるのはなぜ!?
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words by Makoto Usoda
下北沢でゴルフのライブを観てきた。
サポートドラマーが抜けたらしく
ステージにマックが並び、ミキサーとVJを擁した
ハイブリッドな編成になっていた。
「歌詞が同じ言葉ばっかりで、もっと自由になれたらなあ」
みたいなことをライブ前に少し話した。
確かに「抱きしめる」という言葉が何回も登場する。
どうやったら自由になれるのかはわたしには分からないが
いい歌だなあと聴いてる時は、何々と同じだとか、気にならない。
またアレンジの変わった『サマーデイズ』はやっぱりいい歌で
おれにも夏があったなあ、あの夏、浜辺で恋に落ちたような
気がするなあ、と自分の冴えない夏が救われたような気になる。
おれの夏はだいたい見逃し三振だ。
三鷹に帰ったら橙色の月が出ていた。
ばあちゃんちの灯籠ってあんな色だったなとか思い
もう夏だぜ!と何にか分からんが告げてみた。
サポートドラマーが抜けたらしく
ステージにマックが並び、ミキサーとVJを擁した
ハイブリッドな編成になっていた。
「歌詞が同じ言葉ばっかりで、もっと自由になれたらなあ」
みたいなことをライブ前に少し話した。
確かに「抱きしめる」という言葉が何回も登場する。
どうやったら自由になれるのかはわたしには分からないが
いい歌だなあと聴いてる時は、何々と同じだとか、気にならない。
またアレンジの変わった『サマーデイズ』はやっぱりいい歌で
おれにも夏があったなあ、あの夏、浜辺で恋に落ちたような
気がするなあ、と自分の冴えない夏が救われたような気になる。
おれの夏はだいたい見逃し三振だ。
三鷹に帰ったら橙色の月が出ていた。
ばあちゃんちの灯籠ってあんな色だったなとか思い
もう夏だぜ!と何にか分からんが告げてみた。
words by Makoto Usoda
バイト先の某牛丼チェーン店の有線が変だ。
何の基準で選んでいるのだか、基本的にわたしに合わせたかのような
選曲をしてくれる。
ここで働き始めてからピチカートファイブが好きになり、
ツェッペリンを見直し、
ああ、たった今、とんでもない曲が流れている。
ルー先生の『ヘロイン』じゃないか!
ああ、ああ、わたしが悪かった。
悔い改めよう。
もっと堕落して、もっと地を這って生きていこう。
そんな具合に日々、有線に耳を奪われている。
ほんとはヤードバーズの『フォー・ユア・ラブ』について
書こうと思ったのだけど、
あのフォーユアラブとただ繰り返すイントロの素晴らしさについて
書こうと思ったのだけど、
今はベルベットで胸がいっぱいだ。
実はあまたある牛丼チェーン店の中で今の店を選んだのは
音楽が良かったからだ。
前に違う店で働いた時に一番つらかったのがJポップだった。
今でも当時の曲は覚えてる。
『ポリリズム』『キラーチューン』『宇多田の何か』『トキオの何か』
『お気に入りの服が何だかビーチに連れてってだか何か』
『突っ込みのように入るアニメ声のですます口調がちょっと好きだった何か』
その他、聴いたら思い出してしまう曲たち。
いい曲もあったけど一日中聴いてたらつらくもなる。
『ポリリズム』だけは飽きなかったな。
おっ、パフィーがかかってる。
カニ食べに行こう♪
いいなあ。
何の基準で選んでいるのだか、基本的にわたしに合わせたかのような
選曲をしてくれる。
ここで働き始めてからピチカートファイブが好きになり、
ツェッペリンを見直し、
ああ、たった今、とんでもない曲が流れている。
ルー先生の『ヘロイン』じゃないか!
ああ、ああ、わたしが悪かった。
悔い改めよう。
もっと堕落して、もっと地を這って生きていこう。
そんな具合に日々、有線に耳を奪われている。
ほんとはヤードバーズの『フォー・ユア・ラブ』について
書こうと思ったのだけど、
あのフォーユアラブとただ繰り返すイントロの素晴らしさについて
書こうと思ったのだけど、
今はベルベットで胸がいっぱいだ。
実はあまたある牛丼チェーン店の中で今の店を選んだのは
音楽が良かったからだ。
前に違う店で働いた時に一番つらかったのがJポップだった。
今でも当時の曲は覚えてる。
『ポリリズム』『キラーチューン』『宇多田の何か』『トキオの何か』
『お気に入りの服が何だかビーチに連れてってだか何か』
『突っ込みのように入るアニメ声のですます口調がちょっと好きだった何か』
その他、聴いたら思い出してしまう曲たち。
いい曲もあったけど一日中聴いてたらつらくもなる。
『ポリリズム』だけは飽きなかったな。
おっ、パフィーがかかってる。
カニ食べに行こう♪
いいなあ。