words by Makoto Usoda
忌野清志郎にお別れをしてきた。
僕の名、量志郎の2/3は清志郎でできている。
父がファンだったからだと思っているけど、
もとの案では量だった名前に、志郎をつけようと提案したのは
母とも聞いたのでどうなんだかわからない。
とりあえず僕は病院で、母のお腹の中でRCを聴いた。
アルバムは『ティアーズ・オブ・クラウン』だったらしい。
葬儀所の前に来るまで、僕は感情が素直に出てこなかった。
何か特別なものを感じようと意識しすぎたのかもしれん。
ほんの5秒手を合わせて、さよならを済ませて、
深夜の門の前から歩きだしたら一気に悲しくなった。
こんな簡単なことに気づかなかったなんて。
僕は清志郎の歌が大好きだったのだ。
『わかってもらえるさ』
『君が僕を知ってる』
『ラプソティー』
彼女と付き合えそうな時、
彼女と別れそうな時、
もう死んでしまおうかなって時、
今日はただただラブリーなホリデーの時、
何度もステレオから歌ってもらってきたのだ。
レコードではいつでも僕のために清志郎が歌ってくれた。
お別れに、こうこうこうゆう理由でなにがあれできないから悲しい、
なんて必要なかったのだ。
好きな人がいなくなった。
悲しい。
今夜の月がぼやけるのは雲のせいだけじゃないんだぜえ。
僕の名、量志郎の2/3は清志郎でできている。
父がファンだったからだと思っているけど、
もとの案では量だった名前に、志郎をつけようと提案したのは
母とも聞いたのでどうなんだかわからない。
とりあえず僕は病院で、母のお腹の中でRCを聴いた。
アルバムは『ティアーズ・オブ・クラウン』だったらしい。
葬儀所の前に来るまで、僕は感情が素直に出てこなかった。
何か特別なものを感じようと意識しすぎたのかもしれん。
ほんの5秒手を合わせて、さよならを済ませて、
深夜の門の前から歩きだしたら一気に悲しくなった。
こんな簡単なことに気づかなかったなんて。
僕は清志郎の歌が大好きだったのだ。
『わかってもらえるさ』
『君が僕を知ってる』
『ラプソティー』
彼女と付き合えそうな時、
彼女と別れそうな時、
もう死んでしまおうかなって時、
今日はただただラブリーなホリデーの時、
何度もステレオから歌ってもらってきたのだ。
レコードではいつでも僕のために清志郎が歌ってくれた。
お別れに、こうこうこうゆう理由でなにがあれできないから悲しい、
なんて必要なかったのだ。
好きな人がいなくなった。
悲しい。
今夜の月がぼやけるのは雲のせいだけじゃないんだぜえ。
PR
COMMENT