words by Makoto Usoda
百円の文庫本。
よく冷えたリンゴ。
昼飯に梅酒。
10年前の雑誌。
3日前の新聞。
喫茶店の窓際。
バス停の灰皿。
16時の銭湯。
18時の市バス。
送らない絵ハガキ。
何もないベランダ。
ひとさじの蜂蜜。
塊の氷。
ゆらゆらのガラス。
スピーカーの膨らみ。
ラーメン屋のビール。
風呂上がりのパピコ半分。
機嫌のよい恋人。
諦めるわたし。
好きなものを考えるわたし。
定期的に自分の好きなものは何だろうかと考える。
迷いが出た時にリセットするためにやるのだが
今回は趣向を変えてみた。
好きなものが、どうしたら好きそうに見えるか
を考えて言葉を選んでみる。
単語ひとつではなくて
それがどんなふうなものであるかを付け加えてみたら
自分の姿に立体感がでたような気がする。
本当のことばかり言ってると言葉が記号になってしまう。
例えばおれはビールが好きだ。
真実としか言いようがない。
が、だから何だ。
おれが言いたいのは
【おれ】と【ビール】の関係は
世間一般で言われるところの【好き】に集約される、
同じ言葉で語ろうブラザー、言ってる意味分かるだろう?
ではなくて
【おれ】と【ビール】の間にはおれにしかない何かがある
それをあなたに伝えたい、みんなどうなってるんだ?
もしかしておれの気持ちを分かるやつがいるのか?
ということなのだ。
それを蹂躙する言葉が
とりあえずビール!
なのだ。
待て!
とりあえず、なんて日和った言葉を吐くな。
今こそ貴様の思いのたけをぶちまけるのだ。
歌え!
タイトルは『如何にしてわたしは麦酒を愛するようになったか』
3分間に愛を詰め込んで泡のように消えろ。
何を書いてるのか分からなくなった。
少なくともわたしのビール愛は伝わったんじゃなかろうか。
記号と記号を組み合わせて記号になる前の何かを語る。
それがうたなのかもしれんとりあえず缶ビール開く朝の食卓
よく冷えたリンゴ。
昼飯に梅酒。
10年前の雑誌。
3日前の新聞。
喫茶店の窓際。
バス停の灰皿。
16時の銭湯。
18時の市バス。
送らない絵ハガキ。
何もないベランダ。
ひとさじの蜂蜜。
塊の氷。
ゆらゆらのガラス。
スピーカーの膨らみ。
ラーメン屋のビール。
風呂上がりのパピコ半分。
機嫌のよい恋人。
諦めるわたし。
好きなものを考えるわたし。
定期的に自分の好きなものは何だろうかと考える。
迷いが出た時にリセットするためにやるのだが
今回は趣向を変えてみた。
好きなものが、どうしたら好きそうに見えるか
を考えて言葉を選んでみる。
単語ひとつではなくて
それがどんなふうなものであるかを付け加えてみたら
自分の姿に立体感がでたような気がする。
本当のことばかり言ってると言葉が記号になってしまう。
例えばおれはビールが好きだ。
真実としか言いようがない。
が、だから何だ。
おれが言いたいのは
【おれ】と【ビール】の関係は
世間一般で言われるところの【好き】に集約される、
同じ言葉で語ろうブラザー、言ってる意味分かるだろう?
ではなくて
【おれ】と【ビール】の間にはおれにしかない何かがある
それをあなたに伝えたい、みんなどうなってるんだ?
もしかしておれの気持ちを分かるやつがいるのか?
ということなのだ。
それを蹂躙する言葉が
とりあえずビール!
なのだ。
待て!
とりあえず、なんて日和った言葉を吐くな。
今こそ貴様の思いのたけをぶちまけるのだ。
歌え!
タイトルは『如何にしてわたしは麦酒を愛するようになったか』
3分間に愛を詰め込んで泡のように消えろ。
何を書いてるのか分からなくなった。
少なくともわたしのビール愛は伝わったんじゃなかろうか。
記号と記号を組み合わせて記号になる前の何かを語る。
それがうたなのかもしれんとりあえず缶ビール開く朝の食卓
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